【東京都】2021年1月(令和3年1月)から不妊治療の支援が拡充。
不妊治療にはお金がつきものですが、
東京都において2021年1月より助成金を申請できるカップルが増え、助成金額もアップしたようです。
すごい!嬉しい!
体外受精は本当にお金が飛ぶので(私の2020年度の妊活における総額金額は約150万・・・これは今度詳しく)
多くの人が利用できるようになるのは良いことだなぁと思います。
さて、何が変わったか自分の備忘録のためにも調べたことを書いていきます。
1、所得制限の撤廃
2020年12月31日まで夫婦の前年合計所得額で助成金申請の可否が決まっていたのですが、
2021年1月の治療より【所得額での制限撤廃】となりました。
治療終了日 | 要件 |
令和2年12月31日までに終了 | 前年(1月~5月の申請は前々年)の夫婦合算の所得額が905万円未満 |
令和3年1月1日以降に終了 | 制限なし |

2、助成額の増額
また、治療ステージによって金額が増額しましたよ!これが結構大きい。
2020年12月までに 終了した治療 | 2021年1月以降に 終了した治療 | |
治療ステージA | 20万円(初回30万円) | 30万円 |
治療ステージB | 25万円(初回30万円) | 30万円 |
治療ステージC | 7.5万円 | 10万円 |
治療ステージD | 15万円(初回30万円) | 30万円 |
治療ステージE | 15万円(初回30万円) | 30万円 |
治療ステージF | 7.5万円 | 10万円 |

ステージAは新鮮胚移植を実施、ステージBは凍結胚移植を実施などです。
ステージの説明詳細
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ここまでが大きな違いです。
制度の正式名称は「東京都特定不妊治療費助成」詳しくはリンク先をご覧ください
東京都特定不妊治療費助成概要はこちら、申請書式やフロー詳細、注意事項なども書いてあります!
注意!!助成金申請期限と年度の考え方
助成金には申請期限があります。
これが都のページを読んでも正直わかりにくいので自分のためにもメモします。
申請期限は、「1回の治療」が終了した日の属する年度末(3月31日消印有効)です。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/josei/funin/
いかなる理由でも申請期限を過ぎた場合は助成対象となりません。
「年度末」ってなんぞやと思いますが別ページにはちゃんと書いてありました。
年度とは当年4⽉1⽇から翌年3⽉31⽇までを指します。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/josei/funin/shinsei.files/annai202007.pdf
「1回の治療」が終了した⽇とは、妊娠の確認(妊娠の有無は問いません。)の⽇⼜は医師の判断によりやむを得ず治療を中⽌した⽇を指します。
4月~翌年3月なんですよね・・・
勝手に確定申告と同じで1月~12月と思ってました。
危ないあぶない。
また、2021年1月~3月分の治療については特例で6月までの申請が可能です。
そうじゃないと、書類作成間に合わないもんねぇ。
1月から3月までに終了した特定不妊治療費の申請をする場合の特例
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/josei/funin/
上記のとおり、各年度の3月31日が申請期限ですが、1月から3月までに特定不妊治療が終了したもので、3月31日まで(当該年度内まで)に申請書等が提出できない場合は、6月30日(消印有効)までの期間に限って申請が可能です。
医療費控除と共に、助成金も申請します!うまく申請が通ったらまた書きますね!
(2021/2/25記載)
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