コロナ禍において、エンタメはライブ配信が多くみられるようになりましたね。
とはいえ、ライブ配信ができなそうな、その場で体験する没入型のエンタメ
「Sleep No More」はいつから上演するのか、調べてみました。

結果:ニューヨーク2021年7月から予約可,上海はすでに上演中
ニューヨーク
オフィシャルサイトより2021年7月のチケット予約ができます。
とはいえ、オフィシャルサイト、ツイッターは更新が止まっているので、日程は仮と思われます。
現地のニュースみると2020年3月に役者解雇とも書いてあるし・・・
現段階で情報は全然見つからない。続報を待ちます。
上海
なんと上海は上演中でした。2021/2/23時点で、3/3以降予約できます。

サイトにコロナ対策書いてありますね。37.3℃より体温が高いと入場できないとか、マスクしてねとか書いてあります。(つまり、仮面オンマスクになるね)

インスタで「#不眠之夜」で検索すると最新で2021年1月の投稿などもみつかりました。
https://www.instagram.com/explore/tags/%E4%B8%8D%E7%9C%A0%E4%B9%8B%E5%A4%9C/
うん、こっちは見れそうですね。緊急事態宣言が終わったら旅行で行ってもよさそう。
Sleep No Moreとは何か、どんな風にはじまるか
ネタばれしない程度に、ざっくりと書きますが没入型演劇です。体験型と言ってもいいと思います。
よし観劇しよう!と思って入場したら荷物などすべて預け、マスクを手渡されます。(マスクは1枚目の写真のものです。)
エレベータに十数名の観客と乗り込み、そこで降ろされます。
説明事項はほぼありません。
ルールは以下3つだけ。ルールの少なさが本当にかっこいい。本気で楽しむにはこれだけで十分!
The audience
Audience members are instructed only to:
- Remain silent and masked at all times once they have boarded the hotel’s elevator up until the time they return to the Manderley Bar;
- Refrain from using phones or cameras.
- Keep a respectful distance from performers.
エレベータに乗り込んだ後は、マスクを着用して、常に沈黙すること
電話・カメラは使用しない
演者に敬意を払う
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推奨される行為は以下です
Audience members are encouraged (non-verbally) to:
- Wear comfortable shoes;
- Move freely at their own leisure for up to three hours, choosing where to go and what to see, so that everyone’s journey is unique; (they may also feel free to exit the premises at any point);
- Follow one or any of the actors throughout the performance;
- Maintain eye contact with an actor on occasions when said actor notices them (this could lead to a private one-on-one encounter with a character);
- Independently explore the many rooms of the building; in groups or alone;
- Investigate by opening drawers and doors, and examining the numerous and detailed props found throughout the set, including written documents, clothes, sweets, etc.
履きやすい靴で参加
みながユニークで楽しめる旅になるように、自身で好きなものを選んで、見る
演者についていくとよい
キャラクターとアイコンタクトをすると特別な体験が
多くの部屋を探索してみる
引き出しなんかもあけてください。手紙、服、お菓子なんかも調べてください
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なんとなく、推奨事項を含めるとどんなコンテンツか分かるかと思います。
そうなんです。「歩きやすい靴」、「探索する」とあるようにこの中では自分の足で散策、好きな場所に行く自由があります。
探索場所は5階層くらいあり、あっちいったりこっち行ったり。最大3時間歩きまわれます。
フロアや部屋によって設定が違います。お店だったり、病院だったり、屋外だったり。
そこで演者がスッとでてきて、演技を始めるんですね。(仮面をつけてないのですぐに分かります。)
演者は言語なしですべてを表します。身振り、手ぶり、表情、ダンスのような感じでパフォーマンスを行います。すごいのは、それで何が言いたいかわかってしまうこと。
一度じゃ分からない構成
3時間歩きまわったとしても、出会えないキャラクターが出てきます。また、全部見れるような時系列でこの劇は構成されてないんです。
例えば、同じ時刻に5階では登場人物Aが、4階では登場人物Bが演技をしています。そのためAを見ているとBの動きは物理的に見れません。(私は勝手に一方その頃形式って呼んでますが。)
つまり、ストーリーが全然わからないまま終わってしまうこともあります。ポカーンとしてしまう人がいるのはこのためです。
友達と観劇終わりに感想を言い合うとします。見れなかったシーンを補完しあえるのでお勧めです。
特別な体験いろいろ
- 演者を一生懸命追いかけていると、手を引かれて部屋に連れていかれたり、仮面にキスされたりします。
- 私たちも好きなところで見れるので、ぶつかりそうな近い距離ででも見れちゃうことも。
- 小道具が凝っていて、飴が入っている瓶などがあります。食べることができます(笑)
次回予告
次回は、Sleep No Moreを体験した著名人をまとめたり、日本でイマーシブ体験をする方法をまとめてみます。
2021.3.12追記
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